2019/12/4
【チャイコフスキー・フェスティヴァル】ゲルギエフと藤田真央よりコメントが届きました!
いよいよ明日12月5日よりチャイコフスキー・フェスティヴァル後半戦「マリインスキー歌劇場管弦楽団」公演がスタートします!指揮を務めるワレリー・ゲルギエフと、12月7日18時公演に出演の藤田真央(ピアノ)よりコメントが届きました。ぜひご覧ください。
ワレリー・ゲルギエフ (マリインスキー劇場芸術総監督)[past_image 2] チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番は、若くすばらしいピアニストの藤田真央が演奏します。彼の存在はチャイコフスキー国際コンクール2019における大きな発見でした。彼は私達にたくさんのすばらしい気づきと解釈を提示してくれました。彼の音楽は、様式的に優れ、真の想像力と芸術性、音楽のアイデアに満ちあふれていました。真央はコンクールにおいて極めて大きな貢献を果たし、彼の成功は非常に大きな意味をもたらしました。コンクール後すぐに、私は彼と共演し、ロシアとロンドンで大成功を収めました。近いうちにミュンヘンでも共演します。彼のファンがすでにたくさんいるこの東京で、協奏曲第2番を彼と初めて演奏できることを、非常に嬉しく思います。
ピアノ協奏曲第3番は、4年前のチャイコフスキー・コンクールの入賞者であるセルゲイ・レドキンが演奏します。非常に真摯でとても質の高い音楽家です。これまでに一緒に多くの曲を演奏しましたので、彼のことはよく知っています。彼は常にすばらしい準備をしてきます。レドキンはチャイコフスキー第3番の核心にすぐに入り込める、真摯な音楽家の質があるからです。
とにかく、皆さんにこれらのピアノ協奏曲をお楽しみいただけることをとても嬉しく思います。もちろん、チャイコフスキーの6つの交響曲も、再び発見していただければと思っています。コンサートホールでお会いできるのを心から楽しみにしています。
藤田真央(12/7(土) 18:00出演)[past_image 1] マエストロ・ゲルギエフ、マリインスキー歌劇場管弦楽団と、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番を演奏できることになりました。とても光栄です。ロンドン、モスクワに続いて日本でも、こんなに早く共演することが出来るとは思ってもいませんでした。チャイコフスキー・コンクールに参加したころから、本選では演奏しなかった『2番協奏曲』にも惹かれていました。優美さ、秘めた情熱、躍動感、メランコリックなメロディー、オーケストラとの対話——誠心誠意、作品に向き合いたいと思います。
マエストロとオーケストラと一緒に音楽を奏でることを、緊張しつつも楽しみにしています。
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巨匠ゲルギエフ&ロシア芸術の殿堂 マリインスキー歌劇場が総力を結集して贈る
マリインスキー歌劇場 チャイコフスキー・フェスティヴァル2019
▼画像をクリックするとPDFで詳細をご覧頂けます▼[past_image 3]
マリインスキー 歌劇場管弦楽団 演奏会
2019年12月5日(木) 19:00 サントリーホール(チェロ:アレクサンドル・ブズロフ)
2019年12月6日(金) 19:00 東京文化会館(ヴァイオリン:五嶋龍)
2019年12月7日(土) 13:00 東京文化会館(ピアノ:セルゲイ・レドキン、辻井伸行)
2019年12月7日(土) 18:00 東京文化会館(ピアノ:藤田真央)
⇒ 特設サイトはこちらから
マリインスキー 歌劇場管弦楽団 日本公演 <東京以外の公演>
2019年12月8日(日) 14:00 フェニーチェ堺 大ホール(堺市民芸術文化ホール)(ヴァイオリン:五嶋龍)
(問)フェニーチェ堺 072-228-0440