2019/7/15
エイフマン・バレエ 「ロダン〜魂を捧げた幻想」日本初演直前! 主演ダンサーによるトーク・イベント(静岡) レポート
7/14(日)、エイフマン・バレエの静岡公演に先駆けて、【グランシップ×d-labo静岡 タイアップセミナー】エイフマン・バレエ団ダンサーによるトークイベントが行われました。舞台芸術鑑賞ライターの西原朋未さんがナヴィゲートし、日本初演の『ロダン〜魂を捧げた幻想』ロダン役のオレグ・ガブィシェフ、カミーユ役のリュボーフィ・アンドレーエワにお話をお聞きしました。[past_image 1] ガブィシェフ:長い沈黙を経て、日本公演を行えることが誇りであり、責任を感じています。『ロダン』を上演する前にバレエ団全員でパリのロダン美術館を訪ねました。ロダンは芸術の世界の王。同時に生身の人間であることも表現するこの作品がパリで受け入れられて感動しました。」[past_image 2] アンドレーエワ:ロダンはカミーユなくして偉大な芸術家にはなれなかった。創作の源はカミーユなのです。この作品のタイトルが『ロダン』だけではなく、Her Eternal Idol というサブタイトルがついているところがキモなのです。[past_image 3] ガブィシェフ:『ロダン』の上演で重要なのは”真実”。生々し過ぎて、時には "美" ではないかもしれない。でもそこに伝えたいことがあるのです。この作品に取りかかった時、私はショック状態になりました。今までとは全く違う、想像を覆す作品。バレエを超えたバレエがエイフマン作品なのです。[past_image 6] ガブィシェフ:『ロダン』では粘土をこねる、という動きが重要です。その動きが電源になり、感情の激流が生まれます。エイフマン氏も私たちという素材を使って、表現に立ち向かっています。そういう点で、ロダンはエイフマン氏そのもの、表現を探求し、模索する創造者なのです。[past_image 4] ガブィシェフ:『ロダン』を踊り重ねてきた今、とても充実した舞台を届けることができる自信があります。難しい動きはすでに身体に入っていますので、舞台に立つと感情のままに踊ることができるのです。
アンドレーエワ:もうこれまでに何回ロダンとカミーユを生きてきたことでしょう!
『ロダン』への思いを存分に語った2人。「公演は、きっと心揺さぶられるものになると思います。心の琴線に触れる舞台をお届けします。」[past_image 5] 『ロダン〜魂を捧げた幻想』の日本初演は、エポックメイキングな上演になります!ご期待ください。
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21年ぶり待望の来日!世界に衝撃をあたえ続ける
エイフマン・バレエ 日本公演 2019
7.18 [木] 19:00 「ロダン 〜魂を捧げた幻想」
7.19 [金] 19:00 「ロダン 〜魂を捧げた幻想」
7.20 [土] 17:00 「アンナ・カレーニナ」
7.21 [日] 14:00 「アンナ・カレーニナ」
会場:東京文化会館
(問)ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212
【全国公演】
7.15 [月・祝] 15:00 グランシップ(静岡)中ホール・大地 「ロダン 〜魂を捧げた幻想」
(問)(公財)静岡県文化財団 054-289-9000
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