2018/10/30

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「マリインスキー・バレエ 来日記念講演会」レポート

10月28日に朝日新聞東京本社読者ホールにて、舞踊評論家の村山久美子さんと音楽ライターの小田島久恵さんによる《マリインスキー・バレエ 来日記念講演会》が行われました。たくさんの方にご来場いただきました![past_image 1]まず最初は、村山久美子さんによるマリインスキー・バレエの歴史、同団が世界のバレエ界に与えた影響についてのお話。そして、今年生誕200年を迎えたマリウス・プティパの偉大さについてもお話してくださいました。 「マリインスキー・バレエは、『白鳥の湖』を“宝”として踊っている。同団の美しさは、ダンサーたちがワガノワ・メソッドを身につけているから。脚だけでなく、上半身、腕や、首までを連動させることが特徴。そうして力みのないジャンプ、優美な踊りが紡がれるのです。」 [past_image 2] 後半は小田島久恵さんが、現地取材をもとに舞台裏やプリンシパルを中心とした来日するダンサーたちの素顔も紹介してくださいました。 同団をまとめる役割としての存在でもあり、尊敬と愛情を持って舞台を作り上げる“女神”のようなテリョーシキナ。[past_image 3]女性ダンサーを惹き立てることをいつも念頭に踊っているというとても素晴らしいダンサーであるキミン・キム。 インタビュー中、笑ってばかり!ハッピーオーラ満開だったというナデージダ・バトーエワは、綺麗に揃えたつま先が印象的。『白鳥の湖』主演にご注目ください。 秘かに注目&期待の、ワガノワ・バレエ学校の名教師である父を持つフィリップ・スチョーピン。 ダンサー達のインタビューから小田島さんは「テクニックを見せたい、注目されたい、という次元ではなく、作品が伝えたいこと、美しさや尊さを感じて欲しい、という強い意識を感じる。バレエ団、オーケストラ他総勢200名余による引越し公演だからこそ伝えられるものがあります!」とお話してくださいました。[past_image 4]マリインスキー劇場の売店で売っているバレエのお人形もお持ちくださいました! 1ヶ月後に迫ったマリインスキー・バレエ。各演目の注目はもちろんのこと、ダンサーや舞台セット、名脇役まで見どころ満載です! ぜひ会場へお越し下さい! 美しく、輝かしい感動がよみがえる・・・ マリインスキー・バレエ 11.28[水] 18:30 「ドン・キホーテ」ヴィクトリア・テリョーシキナ/キミン・キム 11.29[木] 14:00 「ドン・キホーテ」レナータ・シャキロワ/ティムール・アスケロフ 12.5 [水] 18:30 「ドン・キホーテ」レナータ・シャキロワ/フィリップ・スチョーピン 12.2 [日] 18:00 「マリインスキーのすべて」 12.3 [月] 18:30 「マリインスキーのすべて」 12.6 [木] 18:30 「白鳥の湖」ヴィクトリア・テリョーシキナ/ウラジーミル・シクリャローフ 12.7 [金] 18:30 「白鳥の湖」エカテリーナ・コンダウーロワ/ティムール・アスケロフ 12.8 [土] 12:00 「白鳥の湖」ナデージダ・バトーエワ/キミン・キム 12.8 [土] 18:00 「白鳥の湖」エカテリーナ・オスモールキナ/ザンダー・パリッシュ 12.9 [日] 14:00 「白鳥の湖」ヴィクトリア・テリョーシキナ/ウラジーミル・シクリャローフ ⇒ 公演詳細はこちらから
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