2017/10/5
新刊情報:「山本直純と小澤征爾」柴田克彦著
音楽評論・編集&ライターの柴田克彦氏が「山本直純と小澤征爾」(朝日新書)を上梓されました。この二人がいなければ日本にクラシックは存在しなかった!興味深いテーマに引き込まれます!
柴田克彦著「山本直純と小澤征爾」[past_image 1] 「お前は世界に出て、日本人によるクラシックを成し遂げろ。俺は日本に残って、お前が帰って来た時に指揮できるよう、クラシックの土壌を整える」小澤征爾は、自分より優れた才能を持つ山本直純の激励を受けて日本を飛び出し、クラシック界の巨匠への道を駆け上がって行く。
一方で山本直純は、「男はつらいよ」「3時のあなた」「8時だよ、全員集合」などのテーマ曲を手掛け、音楽の素晴らしさを庶民に伝え続ける。
しかし、その多才さゆえに、彼はクラシック界では異端の扱いを受けてしまった。クラシックを心から愛し、新日本フィルの立ち上げに奔走した二人の錯綜した人生をダイナミックに描く一冊。
発行:朝日新書
価格:842円(税込み)
⇒ 朝日新聞出版 「山本直純と小澤征爾」