2016/4/1
金子三勇士 CD発売記念レセプション・パーティを開催
ハンガリーと日本、2つの祖国をもつ新進気鋭のピアニスト、金子三勇士。ハンガリー大使館でCD発売記念レセプション・パーティを開催
ハンガリーと日本、2つの祖国をもつ新進気鋭のピアニスト、金子三勇士のメジャー・デビュー・アルバムが3月30日に発売された。同日、東京・三田のハンガリー大使館でCD発売記念レセプション・パーティが開催かれ、ハンガリー政府関係者、CDショップ関係者、マスコミ関係者などが招待されるなか、盛大に会が催された。
金子は1989年に日本人の父とハンガリー人の母の間に生まれ、6歳からハンガリーでピアノを学び、数々のコンクールで優勝。2006年に日本に帰国してから、ピアニストとして活躍してきた。
ハンガリー大使館内の会場を埋めた招待客に対し、「ハンガリー人として、日本人として、東京のハンガリーの中で演奏できるのを嬉しく思っています。」と語った金子はショパン「革命のエチュード」、ドビュッシー「月の光」を披露した。
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1811年にハンガリーに生まれ、ヨーロッパ中で活躍した作曲家、リストの「ラ・カンパネラ」を演奏する際には
「日本に帰国して、リストと言えば"ラ・カンパネラ"と言われたときは衝撃でした。練習曲の1曲と思っていたので。当時はまだぎりぎり反抗期の年代でもあったので、違うのでは、と思っていました。しかし日本各地で演奏の機会があり、日本でラ・カンパネラがこれほどまでに日本人に愛されていると肌で感じました。アルバムをきっかけにこの曲にチャレンジしたいと思ったのです。これまで演奏されてきたカンパネラとは違うかもしれないですが、この21世紀にリストが生きていたら、この曲をどう伝えたかったか?CDには2016年の金子をお聴き下さいと記していますが、今日は2016年3月30日の金子をお聴き下さい」と語り、自らの解釈を施したクラシック名曲を演奏した。
「最後は、ハンガリー大使館で、この作品を弾かずに終われないという曲です」と語って、「ハンガリー狂詩曲 第2番」を演奏。ピアノ脇に据えられたリストの頭像を前に、迫力の演奏を披露した。
アンコールに「きらきら星変奏曲」を演奏し、イベントは終了。大きな拍手に包まれた。「世界に挑戦していきたい」と話す金子に注目である。
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「ラ・カンパネラ〜革命のピアニズム」 2016年3月30日発売[SHM-CD仕様]
リスト没後130年記念。リスト弾きとして定評あるピアニスト金子三勇士、ユニバーサル移籍第1弾!
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品番:UCCY-1062
録音年:2016年1月
録音場所:軽井沢・大賀ホール
価格(税込)3,240円
商品紹介
金子三勇士はバルトーク国際ピアノコンクール優勝の実力を持つ26歳の新進気鋭のピアニストであり、2010年リリースのデビュー・アルバム『プレイズ・リスト』ではレコード芸術誌の特選盤に選ばれるなど、“リスト弾き”としても定評があります。
今作はリストを中心にピアニストとして三勇士のルーツとなった楽曲を収録した“The名曲集”ともいうべきアルバムです。
曲目
1モーツァルト:きらきら星変奏曲
2ショパン:革命のエチュード モノラル
3ショパン:幻想即興曲 モノラル
4ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 《月光》 − 第1楽章: Adagio sostenuto
5ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 《月光》 − 第2楽章: Allegretto
6ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 《月光》 − 第3楽章: Presto agitato
7ドビュッシー:月の光
8 リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番
9 リスト:愛の夢 第3番
10 リスト:ラ・カンパネラ
ユニバーサルミュージック 金子三勇士
http://www.universal-music.co.jp/kaneko-miyuji/