2015/1/5
漆原啓子 「平成26年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞」を受賞
この度、漆原啓子・朝子「無伴奏ヴァイオリン・デュオ」のCDが、「平成26年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞」を受賞しました!
授賞式は2月9日に明治記念館にて行われる予定です。
⇒ 文化庁のページ
【漆原啓子からのメッセージ】
この度、文化庁芸術祭の優秀賞を頂けて、本当に嬉しいのと同時に信じられない気持ちです。
今までの人生で、コンクール以外に賞を頂いたのは初めてで、しかも実の妹と一緒に受賞出来たのはこの上ない幸せです。
どうもありがとうございました。
<講評>
漆原啓子と漆原朝子は、それぞれ1980年代から国内外で活躍しているが、この録音で姉妹の共演が実現した。ジャン=マリー・ルクレール「二つのヴァイオリンのためのソナタ」(作品3−2)から武満徹「揺れる鏡の夜明け」まで、様々な時代と地域が生んだ作品を収めたアルバムである。無伴奏ヴァイオリン・デュオという特殊な編成だけに、一般の聴き手にとっては馴染なじみの薄い曲ばかりではあるが、初めて聴く曲でも、全く違和感を感じさせないのは姉妹の高い音楽性の証しといえよう。なおストラディヴァーリとグァルネーリという楽器の聴き比べも興味深い。
<文化庁芸術祭について>
文化庁では、平成26年度(第69回)文化庁芸術祭期間中に行われる「演劇」「音楽」「舞踊」「大衆芸能」の参加公演及び「テレビ」「ラジオ」「レコード」の参加作品を募集し、募集された作品の中から優れた成果を上げた公演には、芸術祭大賞・芸術祭優秀賞・芸術祭新人賞を、また優れた成果を上げた作品には、芸術祭大賞・芸術祭優秀賞等が贈られます。