2016/1/25

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「夕鶴」の衣裳について

美しい森英恵の衣裳  作曲家 團伊玖磨によって付け加えられた、「いつとも知れない物語。どことも知れない雪の中の村」というト書き。今回の「夕鶴」は、團伊玖磨が求めたであろう普遍性を目指し、時代も国境も越えた新しい「夕鶴」となりました。  世界的なファッションデザイナー森英恵先生のデザインによる「夕鶴」の衣裳は、今までの「夕鶴」の概念を越えたものとなっています。 [past_image 1] つうの衣裳は、今まで当たり前のように思われていた着物ではなく、ドレス。 舞台全体の調和も考えられたドレスは、シンプルでありながら、細部にこだわったもの。(本当は素材も素晴らしいのです) 翼を広げたときのような袖、また、白地のドレスに効果的な黒と金の帯は、後ではたっぷりのチュールを付け、ふんわりとした鶴の尾と羽根を思わせます。後姿もとても美しいドレスです。 なお、後半の機を織り終えてからの、つうの衣装にも 是非、ご注目下さい! 子供たちの衣裳 [past_image 2] 子供たちは未来性も感じられる、明るい衣裳です。 花や草木や自然を思わせるカラフルな衣裳は、子供でありながら、時に妖精でもあるかのように思わせます。 - - - - - -- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - オペラ「夕鶴」2016 2月14日(日) 15:00 神奈川県民ホール 3月24日(木) 14:00 東京文化会館 3月27日(日) 14:00 東京文化会館 公演詳細はこちらから
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