2015/11/13

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フランクフルト放送交響楽団 記者会見レポート

2015年11月13日都内で、フランクフルト放送交響楽団 来日公演記者会見が行われました。 登壇者は、本オーケストラの音楽監督アンドレス・オロスコ=エストラーダとピアニストのアリス=紗良・オットです。 [past_image 1] マエストロ・エストラーダが“フランクフルト放送交響楽団”について話しました。 「フランクフルト放送交響楽団は、伝統あるオーケストラですが、フレキシブルでバロックからロマン派まで柔軟に対応できます。 音楽監督としての課題はオーケストラの質を上げ、オーケストラの新たな立ち位置を確立することです」 [past_image 2] 前回のフランクフルト放送響の来日公演でもソリストとし共演をしたアリス=紗良・オットは、今回演奏するチャイコフスキーの協奏曲について 「初めて弾いてから10年たちますが、毎回発見があります。今回どんな冒険が出来るか楽しみです! チャイコフスキーの協奏曲の最近発見した魅力ですが、5年前のレコーディングを聴いてみたところ、違う解釈のところも、同じ解釈のところもありました。 以前にキエフで第3楽章の出だしがウクライナ民謡であることを知り、それ以来歌いながら弾いています。」 また、フランクフルト放送響について聞かれると「ダイナミックであると同時に柔らかいニュアンスをだせるオーケストラです」と答えました。 [past_image 3] マエストロが、指揮者になろうとしたきっかけを聞かれると 「ヴァイオリンがあまり上手くなかったからです(笑) それは、冗談で、、、 6歳位の時にモーツァルトの(TDKの)カセットに合わせて指揮をしていました。テレビのアンテナを折って自分の指揮棒として持ち歩いていました。 14歳の時、音楽学校であまりにも指揮棒を振っているので先生に「リハーサルの指揮をしてみなさい」と言われ、それが上手くいってしまったのです。きっと先生は失敗するだろうと思っていたのでしょうね(笑)それ以来指揮をしている、という訳です」。 影響を受けた指揮者は?と聞かれると 「若い時分、指揮はすぐに練習できる訳ではありません。出来ることは良く観察することです。ウィーンで指揮の勉強を偉大なスワロフスキー先生の元で始めました。また偉大な指揮者が毎日来ますので、沢山見て勉強させていただきました」。 今回のソリストについて聞かれると 「偉大なスターたちと共演できることは光栄です!しかも素晴らしい名曲。五嶋龍さんはアメリカ的、アリスさんはどちらかというとドイツ的な性格があると思っています。最も素晴らしいのは異なる性格を持つ2人と共演できること。お2人に共通するのは日本的な美しさを背景にお持ちだというこです。ソリスト同士で共演することはできませんので、共演することが出来る私はとても幸せです。当たりくじを引いた人間だと思っています!」 そして、マエストロから「皆さんに質問です。私たちのオーケストラに期待してることを教えてください。」と記者たちに質問する場面も。 「ドイツの音楽を聴かせてください!」との答えに、深く頷いていました。 最後に、フォトセッションを行い会見は和やかに終了しました。 [past_image 4] 記者会見の模様をYOUTUBEにアップいたしました。 -------------------------------------------------------- アンドレス・オロスコ=エストラーダ(音楽監督・指揮)フランクフルト放送交響楽団 2015年11月17日(火) 19時開演 サントリーホール 2015年11月18日(水) 19時開演 サントリーホール ⇒公演詳細はこちら ≪全国日程≫ 11月11日(水)大阪 フェスティバルホール [問合]フェスティバルホールチケットセンター 06-6231-2221 ○ 11月14日(土)座間 ハーモニーホール座間フ [問合]同左 046-255-1100 △ 11月16日(月)東京 NHKホール [問合]フNHKプロモーション 03-3468-7736 ○ 11月17日(火)東京 サントリーホール [問合]ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040 ○ 11月18日(水)東京 サントリーホール [問合]ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040 △ 11月19日(木)東京 東京芸術劇場 [問合]同左ボックスオフィス 0570-010-296 △ ○ 五嶋 龍 / △ アリス=紗良・オット
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