2015/10/29
トリフォノフ・ワールド全開!2015年リサイタル・レポート!
ダニール・トリフォノフは、2015年10月28日京都の青山音楽記念館バロックザールでリサイタルを行い、さらに進化、深化した演奏で客席を魅了しました。
オープニングは、ブラームス編曲によるバッハ:左手のためのシャコンヌ。
一音一音を細やかに描き出すトリフォノフの演奏の素晴らしさ。
それに続くシューベルトでも、鮮やかなフレージングとピアニッシモを存分に堪能させました。
後半は、トリフォノフが今、協奏曲、ソロ曲ともに集中して取り組んでいるラフマニノフ。
以前インタビューで「音楽とはその時、その特別な瞬間に起きていることですから、常に心は開かれていて、その時点で創造されることを受け入れられる状態でなくてはならないのです」と語っていたトリフォノフ。
今日、この瞬間に奏でられるトリフォノフ・ワールドを、どうぞお楽しみに!
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ゲルギエフ、ティーレマン等現代の巨匠の視線を釘づけにする、旬(とき)のピアニスト
ダニール・トリフォノフ ピアノ・リサイタル
2015年10月29日(木) 19時開演 東京オペラシティ コンサートホール
<プログラム>
バッハ/ブラームス:左手のためのシャコンヌ
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 第1巻
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第1番 ニ短調
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