ライアン・ウィグルスワース

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首席客演指揮者 ハレ管弦楽団(2015年〜)

イングリッシュ・ナショナル・オペラ コンポーザー・イン・レジデンス(16/17シーズン)
グラーフェネク音楽祭2018 コンポーザー・イン・レジデンス
ライアン・ウィッグルスワースは若い世代の最も才能豊かな作曲家=指揮者として地位を築いていている。2015年9月からマンチェスターのハレ管弦楽団の首席客演指揮者を務めているほか、16/17シーズンにはイングリッシュ国立オペラ(ENO)のコンポーザー・イン・レジデンスを務めた。

指揮者としてはバロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを誇り、英ロイヤル・オペラでバードウィッスル作曲の「ミノタウルス」を指揮、ENOで「コジ・ファン・トゥッテ」「カルメン」を指揮しているほか、ロンドン・フィル、フィルハーモニア管、バーミンガム市響、BBC響などの英国の主要なオーケストラと共演を重ねている。

近年および今後の活動は、ヨーロッパ室内管、バイエルン放送響、バンベルク響、ベルゲン・フィル、コンセルトヘボウ管などへの客演のほか、新作「絵画的練習曲」が2015年1月にクリーブランドとロンドンで、「エコーとナルキッソス」が2016年5月にウィグモアホールで初演された。

作曲家としては2017年2月にENOにて彼の最初のオペラ「冬物語」が初演したほか、2017年5月にはコンセルトヘボウ管より委嘱された新作を自身の指揮で初演した。

ベンジャミン・ブリテンとピーター・ピアーズが創設したオールドバラ音楽祭とは強い結びつきがあり、17年6月にはブリテン歌劇「真夏の世の夢」を指揮したほか、さまざまなプロジェクトを手掛けている。

英ヨークシャー生まれ。オックスフォード大およびギルドホール音楽院で学んだ。また2007年〜09年までケンブリッジ大学の講師およびフェローを務めた。

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