出田 りあ

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1982年オーストリア・ウィーンに生まれ、2歳より熊本に住む。6歳でマリンバを始め18歳で渡仏。パリ・コンセルヴァトワール、ストラスブール・コンセルヴァトワール・ソリストコースを首席で卒業。2003年第1回パリ国際マリンバコンクールで第1位を受賞。
世界各地で行なわれている音楽祭に数多く出演している。ローランゼック音楽祭(ドイツ)、ザグレブ国際音楽祭(クロアチア)、サロン・ド・プロヴァンス国際音楽祭(フランス)、エバーメイ・室内楽プロジェクト(ワシントン)などに出演し、エマニュエル・パユ、ポール・メイエ、エリック・ルサージュ、フランソワ・ルルー、ガイ・ブラウンシュタイン、ナビル・シェハタなど世界的著名な奏者と共演。なお、クラシックの音楽祭にマリンビストとしての出演は前例がない。
2012年よりミュンヘン室内オペラ(Kammeroper Munchen)の専属アーティストとして、室内オーケストラにマリンバを加えた新しい編成で様々なオペラを上演、年間50以上に及ぶ公演をヨーロッパ各地で行い話題を呼んでいる。
オーケストラとの共演は数多く、これまでにベルリン・フィルハーモニー大ホールにてベルリン・シンフォニーオーケストラと共演を重ねているほか、国内では日本フィル、新日本フィル、大阪フィルをはじめとするオーケストラと共演。
新曲初演や委嘱活動も積極的に取り組んでいる。2014年9月にオハド・ベン=アリ氏によって出田りあ本人のために書かれたマリンバ協奏曲の世界初演を、山田和樹指揮日本フィルハーモニー交響楽団と行ない成功を収めた。2017年ハダースフィールド国際現代音楽祭では藤倉大氏の作品を世界初演し、その演奏は英国BBCにて放送された。
これまでに水野与旨久、エリック・サミュ、エマニュエル・セジョルネの各氏に師事。平成音楽大学客員教授。ベルリン在住。

(2018年2月、900字)

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