ポール・メイエ

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名実共に世界のトップに立つクラリネット奏者。1965年アルザス生まれ。13歳でソリストとしてデビュー。パリ高等音楽院とバーゼル音楽院で学ぶ。フランス国内外のコンクールで優勝後、84年NYデビュー。ベニー・グッドマンに出会い親交を結ぶ。以来世界有数のソロ・クラリネット奏者として活躍。
協奏曲のレパートリーは約100曲もの数にのぼり、完璧な技術とずば抜けた音楽性、品のある豊かな音色を併せ持つ天才クラリネット奏者として、ベリオ、ペンデレツキを始めとする数多くの作曲家達から曲を捧げられ、初演も多い。
室内楽でも活発な活動を行っており、クレーメル、ヨーヨー・マ、デセイ、ピリス、ロストロポーヴィチ、スターン、バシュメット、パユ等世界一流のソリスト達、及び、エマーソン、ハーゲン、東京クヮルテット等の弦楽四重奏団とも共演。パユやオーボエのフランソワ・ルルー等、現代最高のフランスの木管奏者達とアンサンブル、「レ・ヴァン・フランセ」を結成し、絶賛されている。
デンオン、CBS、エラート、BMGファンハウス他多数のレーベルでCDが発売され、その中にはギドン・クレーメルとのピアソラ(ECM/ノンサッチ)、プーランクの室内楽(BMG)、チョン・ミョンフン、ギル・シャハム、ジャン・ワンとのメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」(ドイツ・グラモフォン)、ピアノのエリック・ル・サージュと録音したライネッケ、メンデルスゾーン、ヴェーバー(デンオン)及びブラームスのクラリネット・ソナタ(BMG)等がある。

著名なクラリネット奏者として活躍する一方、指揮者としてのキャリアも急速に築きつつある。これまでに、フランス国立放送フィルを始めとするヨーロッパ各地の主要オーケストラ、台北交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団等を指揮。ルイサダのモーツァルト及びハイドンの2枚のCDのほか、ミヨーの協奏曲集のCDでも指揮者を務めている。ソウル・フィルハーモニー交響楽団の准首席指揮者を経て、2010年〜2012年12月東京佼成ウインドオーケストラの首席指揮者を務めた。〔使用楽器:ビュッフェ・クランポン DivineTradition

オフィシャル・ホームページ:http://meyerpaul.instantencore.com/web/home.aspx

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