ヌーノ・コエーリョ

ヌーノ・コエーリョ

©Sara Matos

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ヌーノ・コエーリョは、2017年12月の第12回カダケス国際指揮コンクールで優勝したポルトガルの新進気鋭。2018年9月の来日が指揮者としての日本デビューとなる。

2017年夏のネスレ・ザルツブルグ音楽祭にてヤング・コンダクター賞を受賞、2015年にはポルトガル放送指揮コンクール第1位、グスタード・メニューイン音楽祭でネーメ・ヤルヴィ賞も受賞し、グルベンキアン管弦楽団、ポルトガル交響楽団、カメラータ・ザルツブルグ、バーゼル室内管弦楽団を指揮してきた。

ここ2シーズンはネーデルランド・フィルやオランダ国立オペラでマルク・アルブレヒトらのアシスタントを務めているほか、2017シーズンはコンセルトヘボウでネーデルランド・フィルを指揮、ネーデルランド室内オケではフリード「アンネの日記」に取り組む。ポルトガルのグルベンキアン管弦楽団とは各地で3プログラムを指揮。ポルトガル交響楽団とはバレエの新プロダクションにも挑む。また、スイスのバーゼル交響楽団や、オーケストラクラシカ・マデイラにデビューする。

オペラにも積極的で、チェコのテプリチェで「椿姫」を、ピルゼンで「カヴァレリア・ルスティカーナ」を指揮、来シーズンは「ルサルカ」にも招かれている。

1989年生まれ。クラーゲンフェルトとブリュッセルで堀米ゆず子にヴァイオリンを師事、オーケストラや室内楽のほか、ソリストとしても演奏活動をしていた経歴の持ち主。チューリッヒ芸術大学でシュラエフリに師事、ハイティンク、サロネン、ネーメ・ヤルヴィ、ロジェストヴェンスキーらのマスタークラスを受けてきた。2016、17年にアメリカのタングルウッド音楽祭に指揮研究員として参加。ネルソンス、ドホナーニ、デュトワ、アデス、ドゥヌーヴらのアシスタントも務めた。

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