ゲヴァントハウス弦楽四重奏団

ゲヴァントハウス弦楽四重奏団

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世界最古と言われているゲヴァントハウス弦楽四重奏団は、1809年にヴァイオリニストのアウグト・マッティと他のゲヴァントハウス管弦楽団の3人の音楽家によって誕生。以来、ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者を中心に、今日にいたるまで途切れることなく音楽活動を続けている。

19世紀のメンバーにはメンデルスゾーンにヴァイオリン協奏曲を献呈されたF.ダヴィッド、ブラームスのヴァイオリン協奏曲の初演を行なったJ.ヨアヒム等がいる。今までにメンデルスゾーン、シューマン、ブルッフ、ドヴォルザーク、レーガーを含む100以上の作品の初演を行っており、西洋音楽とともに歩んできた弦楽四重奏団である。
2018年には、1809年の結成以来初となる女性奏者チョ・ユンジンがメンバーとなり、また、長年このカルテットのチェロ奏者であったユルンヤーコプ・ティムが復帰。すでに数度の定期演奏会を重ね、伝統を引き継ぎつつ新しい世界を繰り広げている。

結成以来共演を行なった著名演奏家の中にはクララ・シューマン、ブラームス、ブゾーニ、グリーグ、ニキシュ、ケンプ、ルービンシュタインなどの名前もある。近年ではヨーヨー・マ、ザビーネ・マイヤーなどと共演を行なっている。
世界各地での演奏に加え、英国のチャールズ皇太子の前でも非公開で演奏を披露しているほか、ドイツのローマン・ヘルツォーク大統領が1999年3月にアルゼンチンを公式訪問した折に同行。NHKによる収録も行なわれている。
CD録音にも積極的に取り組み、ベートーヴェン弦楽四重奏曲の全曲録音はNCAレーベルより発売されており、世界的に高い評価を得ている。

<メンバー>
フランク=ミヒャエル・エルベン(第1ヴァイオリン) 
チョ・ユンジン(第2ヴァイオリン)
アントン・ジヴァエフ(ヴィオラ)
ユルンヤーコプ・ティム(チェロ)

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