アンネ=ゾフィー・ムター
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40年以上に渡り、世界の主要コンサート・ホールで活躍する国際的な著名人であり、ソリスト、指導者、そして先見の明を持つ存在としてクラシック音楽シーンに足跡を残してきた。
4回のグラミー賞受賞者として、過去の作曲家による作品の演奏と同様に、未来に向かう音楽へも熱心に取り組んでおり、これまでに、チン・ウンスク、セバスチャン・カリアー、アンリ・デュティユ、ソフィア・グバイドゥーリナ、ヴィトルド・ルトスワフスキ、ノルベール・モレ、クシシュトフ・ペンデレツキ、サー・アンドレ・プレヴィン、ヴォルフガング・リーム,ジョン・ウィリアムズといった作曲家たちの28作品の世界初演を行ってきた。
また、世界的に知られているアンネ=ゾフィー・ムター財団を通して、数多くの慈善プロジェクトや将来世代の音楽家の支援にも力を尽くしている。
2019/20のシーズンには、年間を通じて、ベートーヴェンの生誕250周年を記念する公演を行う。その皮切りとして、2019年9月にモントリオール交響楽団、シンシナティ交響楽団とベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を演奏。2019年10月には、カーネギーホールのシーズン幕開けのコンサートとして、フランツ・ウェルザー=メスト指揮クリーヴランド管弦楽団とベートーヴェンの《三重協奏曲》を演奏する。続いて、ケルン、パリ、ベルリンで、ダニエル・バレンボイム、ヨーヨー・マ、ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団と《三重協奏曲》を共演、その後、ランバート・オルキスと共に中国、韓国、台湾でのリサイタル・ツアーを開始し、ベートーヴェンの《春》と《クロイツェル》ソナタを演奏し、2020年1月に北米5都市を廻るリサイタル・ツアーでもこのプログラムを演奏する。2019年1月27日には、サン・フランシスコで、イェルク・ヴィトマン《スタディ・オン・ベートーヴェン》(弦楽四重奏曲第6番)の世界初演をベートーヴェンの弦楽四重奏曲と共に演奏し、2020年1月30日にはカーネギーホールでこの作品のニューヨーク初演を行う。このプログラムはムターの2020年春のスケジュールのベースとなるもので、東京、ウィーン、ハンブルク、フランクフルト、ベルリン、バルセロナでも演奏される。
シーズンを通してベートーヴェンを記念する一連の公演は2020年の5月と6月に、マンフレート・ホーネック指揮ロンドン交響楽団、ファビオ・ルイージ指揮デンマーク国立交響楽団、マイケル・ティルソン・トーマス指揮サン・フランシスコ交響楽団、オットー・タウスク指揮バンクーバー交響楽団、ヤニック・ネゼ=セガン指揮MET管弦楽団、マンフレート・ホーネック指揮ピッツバーグ交響楽団とのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の共演で、最後の盛り上がりを迎える。
また、アンネ=ゾフィー・ムター財団のアンサンブルであるムター・ヴィルトゥオージを率いて、2019年10月と11月に、同アンサンブルの南米デビューとなるツアーを行う。
グラミー賞4回受賞者として、2019年8月30日、ジョン・ウィリアムズによる最も有名で人気のある映画音楽の代表作を集めたAcross the Starsをドイツ・グラモフォンからリリース。
2018年3月には、ドイツ人アーティストとして初めて、ポーランドのグロリア・アルティス文化功労賞を、2019年6月には重要な文化的貢献をしたクラシックとコンテンポラリー両方のアーティストに贈られ、垂涎の的であるポーラー音楽賞を受賞
この他、ドイツ連邦共和国功労勲章、フランスのレジオンドヌール勲章、バイエルン功労勲章、オーストリア共和国有功栄誉金賞など、数多くの賞を受賞している。2019年9月に高円宮殿下記念世界文化賞を受賞。
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