フェリックス・ミルデンベルガーFelix Mildenberger

プロフィールProfile

ドナテッラ・フリックLSO指揮コンクール2018優勝、第12回カダケス国際指揮コンクール2位。ドイツ人指揮者フェリックス・ミルデンベルガーは、現在ロンドン交響楽団とフランス国立管弦楽団のアシスタント指揮者である。さらに2019年9月からトーンハレ管弦楽団におけるパーヴォ・ヤルヴィのアシスタント指揮者として発表されたばかりである。
2014年に共同で設立したフライブルク・クレッシェンド交響楽団の首席指揮者兼芸術監督であり、2015年から2017年までフライブルク音楽大学において管弦楽指揮を指導していた。2017年よりドイツ音楽カウンシルの指揮者フォーラム及びドイツ銀行財団のアカデミー・ミュージックシアター・ホイテの指揮研究員となっている。

パーヴォ・ヤルヴィ、サイモン・ラトル、フランソワ=グザヴィエ・ロト、ジャナンドレア・ノセダ、ゲルハルト・マルクソン等の指揮者の支援と指導を受けるミルデンベルガーは、すでに内外の多数のオーケストラと共演しており、その中にはフランス国立管弦楽団、ロンドン交響楽団、カダケス管弦楽団、フランクフルト放送交響楽団、ハレ・シュターツカペレ、ニュルンベルグ交響楽団、チューリンゲン交響楽団、ハイデルベルク・フィルハーモニー、テネリフェ交響楽団、ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団、デッサウ・アンハルト・フィルハーモニー等が含まれる。

2018/2019シーズンには、日本の名古屋フィルハーモニー管弦楽団、サンクトペテルブルク国立カペラ交響楽団、マグデブルク・フィルハーモニー、トリノ王立劇場フィル、フランス国立ロワール管弦楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、エッセン・フォルクヴァング室内管弦楽団他に初出演する。また、ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団を再び指揮し、フランス国立管弦楽団とはアシスタント指揮者の契約を更新して協力関係を継続する。
2018年9月、ミルデンベルガーはオーギュスタン・デュメイに代わり急遽大阪の関西フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会を指揮した。2019年1月にはベルナルド・ハイティンクのアシスタント及び代役指揮者としてアムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団に招聘された。

2019/20シーズンの主な活動には、リール国立管弦楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、ハンブルク・カメラータ、アンサンブル・モダン、オーフス交響楽団との初共演、ザルツブルク・モーツァルト・ウィーク2020のコンサート、ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団、ベテルブルク国立カペラ交響楽団他との再共演がある。ロンドン交響楽団との協力関係も継続する。

これまでにパーヴォ・ヤルヴィ、サイモン・ラトル、ベルナルド・ハイティンク、フランソワ・グザヴィエ・ロト、ジャナンドレア・ノセダ、バーバラ・ハンニガン、ロビン・ティッチアーティ、エマニュエル・クリヴィヌ、ロバート・スパーノ、ヤクブ・フルシャ、コンスタンティノス・カリディス、ジェーン・グラヴァー等のアシスタント指揮者を務めている。
アスペン・オペラ・センターとロシュフォールのアカデミー・リリックのオペラ作品でアシスタント指揮者を務め、デサウの現代音楽のためのインパルス・フェスティバル2015で複数のコンサートを指揮した。2016年と2017年にはアスペン音楽祭の指揮者研究員となり、ロバート・スパーノ、マルクス・シュテンツ、ヒュー・ウルフ、マイケル・スターン、パトリック・サマーズ、ラリー・ラクレフ、ヨハネス・デビュス、フェデリコ・コルテーゼに教えを受け、2016年の「ロバート・スパーノ指揮者賞」を授与された。

1990年ドイツ生まれ。ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノで音楽を習い始め、2011年から2015年までフライブルクとウィーンで指揮を学んだ。師事した教師には、ルッツ・ケーラー教授、マーク・ストリンガー教授、ゲルハルト・マルクソン、スコット・サンドメイヤー教授、マッシミリアーノ・マテシッチ、湯浅勇治、アレクサンダー・ブルダがいる。さらに、ベルナルド・ハイティンク、パーヴォ・ヤルヴィ、デヴィッド・ツィンマン、ネーメ・ヤルヴィ、ヨハネス・シュレーフリ教授、ニコラ・パスケ教授、ジェームズ・E・ロス等のマスタークラスで学び、また彼の「指揮者フォーラム」研究員のコースの中でジョン・ケアウィ、ガブリエル・フェルツ、オリヴァー・ヴェダー、マルク・ピオレに学んだ。2013/14のドイツ奨学金、2014/15のレオ・リッカー博士財団の給費を授与された。

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