アンドレス・オロスコ=エストラーダAndrés Orozco-Estrada

※招聘オーケストラとの来日

プロフィールProfile

アンドレス・オロスコ=エストラーダは、2014/15シーズンに新たに就任したフランクフルト放送交響楽団(hr-Sinfonieorchester)の音楽監督である。
同時期に、ヒューストン交響楽団の音楽監督も引き継いでいる。
2013年には、世界最高峰のオーケストラ、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が、2015/16シーズンから彼を首席客演指揮者とすることを決定した。

コロンビアで生まれ、ウィーンで学んだアンドレス・オロスコ=エストラーダは、同世代の指揮者のなかでもっとも人気のある一人である。2004年、急遽、ウィーン楽友協会でウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団のコンサートを指揮することになり、一躍国際的注目を浴びることとなった。
そのコンサートはウィーンのメディアで「ウィーンの奇跡」と称賛された。
2009年、オロスコ=エストラーダはウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者に任命された。大きな成功を収めたこの組み合わせも、2014/15シーズンで終わりとなる。オロスコ=エストラーダは2009年から2013年まで、バスク国立管弦楽団(エウスカディ交響楽団)の首席指揮者を務めてもいた。

 オロスコ=エストラーダは現在までに、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、マーラー室内管弦楽団、ロンドン交響楽団、バーミンガム市交響楽団、ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団、フランス国立管弦楽団などのオーケストラと共演している。

最近のデビューおよび今後のデビュー予定としては、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(アムステルダム)、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、クリーヴランド管弦楽団との共演がある。また、オペラの指揮者として、シュトゥットガルト州立歌劇場やグラインドボーン音楽祭などに招待されている。

 1977年、コロンビアのメデジンに生まれる。音楽はヴァイオリンから始め、15歳のとき指揮の勉強を始める。1997年、ウィーンへ渡り、権威あるウィーン国立音楽大学で、伝説的指揮者ハンス・スワロフスキーの弟子であるウロシュ・ラヨビチに指揮を学ぶ。
ウィーン在住。

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